大手自動車メーカーからトレードワークスに

2004年に来日し語学学校へ入学しました。 卒業後、まずは大手自動車メーカーで貿易関係の仕事を経験し、その後トレードワークスに入社して13年になります。 2年前に係長に昇格、現在は製品調達に在籍しチャイナプラスワンユニットの管理を任されています。

一から携わった商品が完成したときの達成感で全ての苦労が報われます

製品調達の業務は大きく分けて3つあります。

仕入れ先開拓

これまでに私が直接開拓し、現在取引があるのは6社です。 取引に至るまでには多くの工場を訪問し、生産ラインを直接見学しますので、モノづくりに関する幅広い知識も身に付けられました。

新商品開発・オーダーメイド商品の提案

お客様や商品開発がデザインした商品を技術的にカタチにできるかどうか、そしてどれくらいのコストで生産できるか。 工場側と相談や打ち合わせを重ね、商品化に向けて動き出します。 サンプル段階から携わりますので、実際の商品となってカタログに掲載された時の嬉しさは言葉にできないほど！この達成感で全ての苦労が報われます。

生産管理

発注書類の作成やサンプルチェック、出荷前の検品手配、生産スケジュール管理など、納品までの様々な業務が含まれています。

チャイナプラスワンユニットではベトナム、カンボジア、パキスタン、バングラデシュ、インドの5か国の工場を担当しています。私の仕事内容はベトナムサプライヤーを担当するのとユニットの上記の業務管理です。

自分が合わせて成長すると同時に会社も変わってきました

ベトナムと日本では働く環境や働き方に対する考え方がかなり違います。ベトナム人は基本的にワークライフバランスを重視し残業をあまりしない傾向にあります。また、結果重視で過程を重視しません。日本で働きだしてから自然に自分も過程確認の大切さが分かるようになり意識しています。トレードワークに入社した当時は残業が多いのではないかと心配していましたが、実際業務時間内に集中すればほとんど残業しなくても担当業務を果たせました。社内評価も働く時間ではなく、働き方や仕事量、結果など多面的に見てくれています。自分が合わせて成長出来た部分もありますが、会社も時代に合わせて常に変わってきているので、私には働きやすい環境です。

毎回新鮮な気持ちでモノづくりに挑戦しています

当社のモノづくりで大切なことは、簡単に言えば「理解」と「調和」です。 お客様が求めている仕様、品質、価格と当社のポジショニングに合う仕様、品質、価格と工場が作れる仕様、品質、価格を理解した上で三社が納得できる妥協点を探すプロセスだと思います。製造工程に手間をかければかけるほど価格は上がります。仕様が複雑過ぎてコストが合わない時は、セールスを通しお客様の求めている仕様の中から妥協できる点と譲れない点を聞き出し、品質を担保したうえでご予算に合う仕様をご提案していきます。当社には複数の国に多くの取引工場がありますので、それぞれの特徴を理解した上で毎回仕様・品質・価格を比較して一番適している工場に発注しています。
トレードワークスのお客様には様々な業界があり求められることが多岐に渡りますので、毎回異なるモノづくりができ楽しんで取り組むことが出来ます。