手軽に使えて耐久性もあるプラスチックは、安価なために包装や梱包、使い捨ての容器などに広く使われています。その代表ともいえるレジ袋は国内で年間およそ400億枚流通しているとも言われており、一人当たり1日約1枚のペースで消費されている計算です。正しく廃棄されなかったレジ袋などのプラスチックごみは、やがて海に流出して環境を汚染します。すでにレジ袋はイギリスでは有料化、フランスでは使用禁止となっており、日本でも2020年に有料化となります。レジ袋を使わずにエコバッグを携帯するスタイルが日常生活に定着していくことは、もはや必定です。
レジ袋有料化を受けて、マストアイテムとなるエコバッグはノベルティとしても非常に喜ばれるアイテムです。すぐに持ち歩いてもらえるため、企業ポリシーやブランドイメージを多くの人に伝える絶好の機会とも言えます。環境問題に注目が集まる今だからこそ、エコバッグを展開する企業のイメージはぐっと上がります。
近年よく耳にするようになった「エシカル消費(倫理的消費)」という言葉。これは、よりよい社会に向けて、人・社会・地球環境に配慮した消費を行うことを意味します。食べることや使うこと、買うことなど、私たちの暮らしには様々な消費行動があります。消費されるものやサービスの背景を知り、良識的な判断で消費行動をすることで、世界の深刻な問題解決に貢献するというのがエシカル消費の考え方です。毎日消費をする私たちが意識して取り組むことで、社会や経済、環境に大きな影響を与えることが出来るのです。
レジ袋の削減はもちろんのこと、必要以上の買い物を抑えて食品ロスを削減する効果もあるエコバッグは、エシカル消費につながるという視点からも注目されています。
エコバッグがより浸透する社会で、エコバッグを使う人々にとって、自分らしいエコバッグの使い方や個性に合ったデザインが選べることは重要なポイントです。これからの時代、買う物・買う場所・ファッションなどに合わせ、こだわりを持ってエコバッグを持つ人が増え、エコバッグが一つの文化となることでしょう。
私たちは、エコバッグが推奨されるようになった当初から「沢山の人にエコライフを楽しんで欲しい」という思いで機能・素材・デザインにこだわり、一人一人の生活に寄り添うバッグを開発しています。
レジ袋は有料化、エコバッグの携帯は当たり前
エコバッグは外出時のマストアイテムへ
先進国としてはエコ対策に遅れをとっている日本ですが、2020年7月からスーパーやコンビニで使うレジ袋を有料化することが決定しています。レジ袋は、丈夫で軽く使い捨てることが出来る便利なものですが、CO2の削減、石油資源の節約・海洋汚染を防ぐためには「使わない」ことでその生産レベルを下げていかなくてはなりません。レジ袋をいきなり廃止には出来ないため、有料化という手段が取られているにすぎないのです。
これからのライフスタイルは、目先の便利さよりも「地球環境の未来のために選択する」がトレンドになりそうです。男女・年齢を問わず、常にエコバッグを携帯するスタイルが定着する日はそう遠くなさそうです。